○ しずおか森と学ぶ家づくりの会の「かたち」


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しずおか森と学ぶ家づくりの会は2つのグループの会員で構成されるコミュ二ティです。

 ■ 一般会員

木の家づくりに興味のある方、自然とつながる生活を考えている方、どなたでも参加できます。

  • 勉強会・見学会・展示会などの情報を受けとり、参加することができます。
  • 季節ごとの会報誌「森とま通信」をお届けします。
  • メーリングリストでタイムリーな情報を得たり、専門家に質問したりすることができます。
  • その他、イベントの参加費割引、ホームページへのリンク掲載、など。
  • 年会費 ¥1,000
 ■ 専門家会員

静岡市を中心とした地域で活動する林業家・製材所・職人・建築士など、基本理念のもとにネットワークを広げていきます。スタッフとして会の運営について定例会などを行い、合議によって会を運営します。

  • 情報交換や技術開発を行うための研修会に参加します。
  • 一般会員の方々に情報を提供するためのイベントを企画・運営します。
  • 冊子の記事に専門分野の話題を提供します。
  • メーリングリストでの一般会員からの質問に回答します。
専門家会員リスト

(スタッフ)


山田林業 山田芳朗(静岡市葵区清沢地区森林所有)
鈴木林業 鈴木英元(静岡市葵区梅ケ島地区森林所有)
杉山製材所 杉山 徹(静岡市葵区中沢)
清水建築設計室 清水利至(静岡市葵区千代田)
杉山智之建築事務所 杉山智之(静岡市清水区春日)

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 ■ 木材供給のかたち

しずおか森と学ぶ家づくりの会では、専門家会員同士のつながりを大切にした木材の供給方法と、管理方法を考えています。

SGEC(緑の循環 認証会議)によって審査登録された専門家会員の 森からの木材供給を考えています。

◯木材の流通を簡略化し、適正価格での供給を目指します。

◯遠回りの経路での木材輸送を極力避けることで、環境にもやさしい家づくりを考えます。(ウッドマイルズ

◯違法伐採材は使いません。

☆静岡市の助成制度「柱100本プレゼント」が利用できます。

林業
◯ 木の「伐り旬」を大切に考えています。

大切に育てられた森の木です。良い木材となるために、最も伐採に適した時期に伐採します。

  • 冬季伐採(10月〜2月)であること。
  • 出材された山が特定できること。
  • 葉枯らしをかけること。

これらの条件を満たした木を「森とまの木」として出材します。

製材
◯ 木材の乾燥方法として「天然乾燥」を主体に考えています。

良い時期に伐った木だからこそ、木材本来の強度や色つやの良さを引き出せる天然乾燥(自然乾燥)にこだわります。

  • 天然乾燥による乾燥をすること。
  • 伐採された山や時期が解るように管理すること。
  • CO2削減に取り組むこと。

天然乾燥は乾燥にあたってCO2を排出しません。天然乾燥が環境にも配慮された「森とまの木」の標準仕様です。

設計
◯ 設計から木材の木取りを考えていきます。

森とまの木として管理された木材を、無駄無く有効に利用するために、設計段階から伐採、出材を視野に入れて考えます。

  • 構造材の寸法を統一したり、共通部材を規格化します。
  • 効率の良い木材のストック方法を考えます。

良い山の木だから、100%木材を活用していきたい。「森とまの木」には関わる人たちの熱意が込められています。

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 ◯ つながりがあるからできること。

伐採から家づくりまで繋がる一つの流れ。それが「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の個性です。

単独では出来ない事を、各分野の皆で考えて成し遂げたい。

もちろん会の趣旨に賛同していただける、一般会員をはじめとした仲間とネットワークが大きな支えです。

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